髪やのブログ
2023.07.17
佰食屋さんありがとう。
先日、京都の「佰食屋」の中村さんが枚方市へ月曜日に来られるという事で、行かせて頂きました。
以前から「佰食屋」さんのお話は、存じておりましたので「是非、生でお話し聞ける」という事で行かせて頂きました。さすが公演慣れされてるのでしょうね?「お話が上手い!」。
今や大学にも教えに行かれて、凄い活躍ぶり感じました。お話を聞かせて頂いて、今の時代の働き方、若い方の思いっていうのをしみじみ感じました。常に世の中、常識って変わるじゃないですか?
いいか悪いか別にして「こんな考え方もあるんだなぁ!」って感心させて頂きます。
当店も今年26年目迎えさせて頂いてます。今日に至るまでデフレ環境もあったと思いますが、沢山の店舗抱えて大きくビジネスを回していく。それも素晴らしいですが、佰食屋さんは、正反対の方向性。
めいいっぱい働く。というよりちょっとゆとりを持って働く働き方。という事を教えて下さった様に思います。「めいいっぱい働く事」が悪いとかいいとかではなく、ゆとりを持つ事で人生や仕事を楽しむそんな事おっしゃってた様に感じました。
「働く為に生まれてきたんじゃない。幸せになる為に働く。」
そこでおっしゃってたのですが、「業種としてこんな仕事がしたい」って思う若い子が少ない様ですね。
将来こんな業種の仕事がしたいと思って、頑張って、結果そこで実際に働く職場でフラフラにまでなって、ずーっと仕事を頑張り続けるって確かに難しいですよね?
「基本的人権」ってお言葉使われてましたが、労働時間やお休み、有給休暇。そういった基本的な事がきっちり守られていたら、職種は、多少問わないと若い方は、思っておられる方が多いそうです。
こんなお話を聞かせて頂いて改めて「仕事」って何の為にしてるのか?将来どんな働き方のお店にしたいのか?不特定多数のお店では出来ない、個人店がからこそ出来るご縁のある常連様を大切にしたお店でお役に立てれるお店にするには何が大切か?
そんな事を改めて感じさせて頂きました。年々経済的に豊かになって幸せになるという考え方もある一方で自分にとって幸せとは何かを考えそれに合わせた働き方をする。
そんな事感じさせて頂きました。幸せパワーって凄いですね。人生に大半を占める仕事が楽しくて幸せって思える事が改めて最高の幸せなんだなぁ!と思います。「利他の心」が佰食屋さんでも活かされているんだな。とも思いました。私の様な小さいお店だからこそ出来る事の嬉しさも感じさせて頂きました。